もし明日死ぬとしたら
はてなブックマークで「もし明日死ぬとしたら、という問題設定について 」というエントリが目についた。最近、保険屋さんが頻繁に営業に来ているからかもしれない。何となく、死ぬリスクより生きるリスク(なんかひどい言い方だ)が気にかかる性分なのだが、実際に明日死ぬとわかっていたら何をするのか。
もともと「死ぬまでにしたい10のこと」を観てるくらいだから、この手のことに関心はあるほうだ。映画は切なかった。
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そもそも「死ぬ」ということ自体よくわかっていない。学生のころ真面目に考えたりもしたが、当然ながら答えは出なかった。その後、そのまま流されて生きているような気もするし、それが普通な気もする。なぜ人は生まれて死んでいくのか、自分なんかが考えて解けるとは到底思えない。
それはさておき、明日死ぬとしたら数時間しかないわけで、やるとしたら銀行口座とかの情報をまとめるくらいか。そんなつまらないことに最後の時間を費やさなくてもいいように、いまやっておかないといけないな。
映画は23才の母親が主人公。そのリストは万民向けではないけれど、「娘たちに毎日愛してると言う」、というのには共感できた。もちろん、文化の違いもあるから、そのまま実行したいと思ったわけではなく、家族や人を大切に思うなら、その気持ちを毎日、丁寧に扱うべきだなと。50年後に死ぬなら、いまやらなくてもいいけど、いつ死ぬか知ることができないなら、とりあえず毎日。
平均余命はここに。いつの間にか年を重ねたよ。