LVMでハードディスクを追加して、論理ボリュームを拡大、ファイルシステムサイズを拡大する
CentOS4実環境のバックアップをVMware Workstation上の仮想環境に保存したところ、展開するにはファイルシステムサイズを以下のような流れで拡大する必要があった。
1. VMWare Workstationでハードディスクを追加 2. (以下、ゲストOSで)LVMパーティション作成 3. 物理ボリューム作成 4. 物理ボリュームをボリュームグループに登録 5. 論理ボリュームサイズ拡大 6. ファイルシステムサイズ拡大
ここやここが参考になった。最後のファイルシステム拡大だけは、CentOS4ではresize2fsのバージョンが古く、代わりにext2onlineを使う必要があった。ext2onlineをマウント中のデバイス名のみを引数に起動すると、ファイルシステムサイズが論理ボリュームサイズいっぱいに拡大される。
以下は、新規ハードディスク/dev/sdbで、ボリュームグループVolGroup00の論理ボリュームLogVol00を拡大する際のコマンド履歴。
# fdisk -l # fdisk /dev/sdb # pvdisplay # pvcreate /dev/sdb1 # pvdisplay # vgdisplay # vgextend VolGroup00 /dev/sdb1 # vgdisplay # lvdisplay /dev/VolGroup00/LogVol00 # lvextend -L +5G /dev/VolGroup00/LogVol00 # lvdisplay /dev/VolGroup00/LogVol00 # df -k # ext2online /dev/mapper/VolGroup00-LogVol00 # df -k
HDD障害の際の対応とかを考えると、実サーバーでLVMを積極的に使うメリットは見い出せていないけど、仮想環境下であれば結構便利だと感じたので終了!